ごあいさつ

ごあいさつ

私が馬と出会ったのは3歳の時でした。当時の私にとって、
恐竜のように大きく美しい身体と身のこなし、そして走り出した時の躍動感は大変衝撃的で忘れられません。
それから中高大と馬術部でひたすら馬と向き合いました。
習い事が続かない私が、とにかく楽しくて楽しくて楽しくて、毎日牧場に通いました。
生き物との向き合い方を学び、その後装蹄師として二十数年、馬の体について学び続ける日々でした。
馬の仕事はとにかく体力勝負で、毎日ヘトヘトでしたが、やっぱり楽しくここまでやってこれました。

そして、装蹄師として全国の馬と出会いながら、もう一つの出会いがありました。

「馬」と触れ合いながら子供たちの発達支援を促す、放課後等デイサービスです。
子供たちと「馬」が触れ合うことで、身体機能はもちろん、心のケアにも有効だった実例を幾つも目の当たりにしてきました。
長年向き合ってきた「馬」との付き合いが、放課後等デイサービスを通して、子供たちとご家族の何かしらの手助けになるかもしれない!

その小さいきっかけが多くの子供たちに必要なのではないかと考え、多くの方々にお力添えを頂き、ようやくこの様な馬小屋を設けることができました。
この馬小屋で「馬」にふれあい、子供たちの笑顔が溢れることを願っています!

ホースセラピーについて

「ホースセラピー」とは、馬を介在して精神、運動両面の機能改善を狙うリハビリ法の一つです。
そもそも乗馬は体幹を使うスポーツです。器具ではなく、馬に乗ることで、楽しく運動機能改善を目指します。
体幹が整うことで、日常の動作にも繋がると言われています。

また、乗るだけでなく、お手入れや餌やりだけでも、心に大きな影響を与えてくれるというので、馬は本当に不思議な動物です。